2018年 04月 28日
「さくらかさね」ができるまで
本日も、晴天、ステキな日になりそうですね・・・
卒業式、入学式を終え、ひと段落された方もいらっしゃいますね。
卒業式、鶫屋もいろいろなリクエストがあり、かんざしに頭を悩ませました。
インスタでもご紹介しております「さくらかさね」「雪乃牡丹」「子椿」・・・今年は多かったですね。
子椿は先日、ご紹介した通りですが(こちらをクリックするとブログが開きます)
「さくらかさね」「雪乃牡丹」も”きかっけ”があり、袴写真を拝見してからのデザイン起こしでした。
本日は、「さくらかさね」ができるまでをご紹介します。
小学校の卒業式でご使用とのことで、ご相談を受けました。
(大人っぽいので小学生と言われないと、わからないですよね・・・)
全体のスタイルを伺い、袴に桜の花の刺繍があるので、もうこれは桜しかないかな!と。
でも・・・刺繍の桜、シンプルなのですよね。
着物は柄なしですので、その点も難しい。
「大きめのお花」「下がりあり」と、リクエストもいただいて、悩みました。
着物に合わせ、ピンクの桜。
ピンクだけでは、メリハリに欠けると思い、
差し色として赤をプラスしました。
お嬢さんから「ささやかに」とのご希望を受け、下がりの花びら3つ。これが見事に決まった感じです♡
華美過ぎず、シンプルで清楚なかんざしを目指し、できあがったのがかんざし「さくらかさね」
お嬢さんも、お母さんも喜んでくださって、とても嬉しかったです。
ののちゃん、お写真ありがとう!
ステキな中学生生活を楽しんでくださいね♡