2016年 07月 08日
メディアユニバーサルデザイン *2冊目の本の小話
月曜日に、本が届きました。
待ってくださっている皆様に、いち早くお届けしたく、集荷ぎりぎりの時間まで梱包していました。
足元には、寝てしまった娘・・・(ごめんね)
彼女が大人になったら、理解してくれるように願います。
つまみ細工は幸せを届けてくれるものだと、私は思っています。
和の魅力を感じるみなさんへ
お母さんから、娘さんへ
おばあちゃんからお孫さんへ
つまみ細工を作っている時はすごく真剣な顔で・・・完成するととても幸せな顔になります。
私もそのお顔を拝見して、幸せを感じています。
たくさんの方からお話しを伺っているのですが、
「つまみ細工をしているときは、無心になる」ようです。
「子育てで疲れていても、つまみ細工をすると、スーっとしました。」
「介護をしていますが、日常を忘れられます。」
いろいろなご意見があります。
みなさんは、【メディアユニバーサルデザイン】をご存知でしょうか?
日本には色の見え方の違いで困っている人が国内に約320万人います。
正しく伝わるように、見やすく、わかりやすいデザインにしようと考えられたものが、
【メディアユニバーサルデザイン】です。
こちらは、北海道印刷企画さんの I さんご提案でした。
「はっ」とさせられましたね。
以前、教室の生徒さんから「本は写真が小さいし、文字も読みにくい。」とお聞きし、
それを考えながら本を作ろうと思っていましたが、
「見え方」というものもあるのだと、驚きました。
例えば、白内障の場合、白の背景の中に黄色のものがあってもわかりにくい。
紺と黒は見分けにくい、そういったこともあるようです。
文字の書体、フォント、文章の配列も見えづらい、読みづらいものがあります。
今回の書籍、つまみ細工~基本とコツ、アレンジ~には、
可能な限り【メディアユニバーサルデザイン】を使用しました。
多くの方に手に取って、読んでいただけるように。
そして、幸せを感じてもらうために。
I さん。ステキなご提案をありがとうございました。