2016年 06月 09日
5枚花びらは大事だと思います。*2冊目の本の小話
本日は、7月21日発売の書籍についての小話です。
つまみ細工を経験すると、なかなか初級作品を振り返ることが少なくなります。
次の新しく、より高度な作品にチャレンジしたくなりますよね。
私の教室にお越しくださる方もそうですが、
「本を読んで作っていました」とおっしゃるのですが、形作りが苦手な方、多く感じます。
そのような時には、基本を思い返してほしいのです。
今回の書籍には、基本にコツをプラスしてご説明していますので、
あぁ、なるほど、ここが違ったのだと、理解いただけるのではないでしょうか。

私は5枚花びらが基本の基本だと思っています。
今回の書籍は、5枚花びらの作品がいくつも登場します。
なぜかというと、私は説明書を読むことが苦手です。
手芸等の本のできあがりを見て、作りたいと思っても、
途中までの段階をとばして書かれていて、
「基本の作り方と同じです参照してください。」と書かれていることがあります。
基本の花の形とできあがりの形が違うと、どこでどう、変わって最終形になったのか、
わからなくなる時があります。
これを不器用というのかもしれませんが、
きっと同じように思われている方も少なくないのではないでしょうか?
この書籍では、5枚花びらが形を変えてゆきますので、
安心して、流れを読んでいただけると思います。
今回の本と前回の本で違う最大の箇所は、
よりわかりやすく、通信講座と同じ方式を取っているということです。
少し曖昧な言い方ですが「方式」の中には、隠し玉が入っていますので、
わからなかった方が、わかるようになれば嬉しいなと、思っています。
前のブログにも書かせていただきましたが、
作品数は多くありません。通信講座レジュメ同様の作りですので、作品数も限られています。
じっくりお作りしていただき、じっくり読んでいただく本です。
ビジュアル的には、物足りないかもしれませんが、
そういう新しい形のつまみ細工本ですので、ご理解いただき、お求めください。
※書籍副題に「アレンジ」と書かれている通り、
難易度の高い形の作品もありますので、ご期待ください。