2013年 02月 24日
職人と名人
昨年あたりから、「つまみ簪職人になりたいです」「講師をしたいです」と
メールをいただくことも多くなりました。
具体的に・・・「食べてゆけますか?」との問い合わせもありました(笑)
さて、私の先生、穂積先生から雑誌を送っていただきました。
インタビュー形式で先生が載っており、素晴らしいお話でした。
特に下記、名言だと思いましたので、抜粋させていただきます。
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名人は手を掛けて一品物を作る。
職人は手を掛けずにいいものを作る。
いいものとは売れなくちゃいけない。
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穂積先生は石田竹次先生の元、修行されました。
穂積先生の所には、今も弟子になりたいという方が来られるようですが、
時代背景(つまみ細工は中国から入ってくるものも多々あり、なかなか厳しい世界なので)
お断わりされているのだそうです。
写真は昨年、イオン系のお店で展示販売されていた穂積先生のかんざしです。
七五三用で全国展開されました。
可愛いつまみ細工のかんざしが、もっと全国の方に知ってもらえたらいいな・・・
そう願います。
私の地元札幌でも、つまみ細工という言葉は知らない方が多いですね。
こんな日本の伝統工芸があるんだ・・・と
感じていただけたら嬉しいです。
可愛いつまみ細工の簪は本当に芸術です。私も先生と同じ意見です。