2010年 06月 06日
格調
今日は、ためになるお話を聞きましたので、
”花嫁かんざし”の追記ということで、書かせていただきます。
着物のお話になるのですが、
着物は格調というものがあります。
例えば有名なところで、
結婚式で仲人さん、新郎新婦のお母様が
黒留袖をお召しになられます。
黒留袖は既婚女性の第一礼装にあたるのです。
他にも、成人された未婚女性、既婚女性は色留袖(準礼装)、
訪問着や付けさげ、小紋など着物にも種類がいろいろあります。
難しいので、簡単に言ってしまうと、
”どういう場にはどういう着物がふさわしい”ということになります。
(噛み砕きすぎでしょうか)
私も祖母から教えてもらいましたが、
難しいなぁ。。。というのが現状でして、勉強不足なところがありました。
さて、ここで花嫁かんざしに繋がるわけですが、
講座に来ていただいている方より、
先日アップのかんざしが、
白無垢の格調に合わないのではないか、とご指摘いただきました。
確かに、白無垢にはべっ甲、銀細工ですね。
べっ甲は貴重品であり、丈夫であり、長寿(亀は万年ですものね)を願ってのことで、
ですので、神様に誓う場ではべっ甲。
つまみ細工は花かんざしに当たるので、どうでしょう。ということでした。
とてもわかりやすいご説明、ありがとうございました。
しかし、気持ち的にちょっと残念でして。。。
てっきり職人さんも販売されていたので、
白無垢にもつまみかんざしは大丈夫なのかと思ってました。
勉強不足でしたね。
さて、I さん、どうしましょう?
一生に一度の結婚式ですから、
ご両親とも相談されてからの方がいいかもしれませんよ。
通信でも案内にようかな、と、思ってましたが、
蔵入りですね。。。